【低学年向け】主人公と楽しむクリスマスの読み物 3冊

本の紹介
アーサー
アーサー

小学校で学校司書をしているアーサーです

普段は学校図書館に来る子どもたちに色々な本をおすすめしています

★学校司書ってなに?と思った方はこちらをお読みください

クリスマスの本は絵本だけじゃない!

今回は

物語の主人公と一緒にクリスマスを楽しめる読み物

を紹介します♪

アーサー
アーサー

どれも低学年向け

絵本じゃ物足りないよって子は特におすすめ!

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ぼくはめいたんてい いそがしいクリスマス

文 マージョリー・W・シャーマット クレイグ・シャーマット 絵 マーク・シーモント 

訳 神宮輝夫 内藤貴子 出版社 大日本図書

あらすじ

主人公のネートはいくつもの事件を解決している名探偵です

ネートが雪かきをしていると友達のアニーが飼い犬のファングとやってきました

ファングに届くクリスマスカードが行方不明なので探してほしいと頼みにきたのです

ファングが苦手なネートは嫌々、事件を引き受けることにしました

★「ぼくはめいたんてい」シリーズ 17冊あります

ネートに頼まれる事件は今回のクリスマスカードのような探し物が多いのですが

どれも簡単には見つからず、意外なところで発見されます

私は子どもの時に発見場所に驚きつつ、ネートすごい!って思いながら楽しんで読んでいました

低学年向きとはいえ、ネートも足と頭を使って推理していくので

一緒に推理しながら読むこともできます

またこの本は最後におまけページがついています

ネートはパンケーキが好きなんですがクリスマスの時だけ

ジャガイモパンケーキを食べるというのが本の中にでてきます

そのジャガイモパンケーキのレシピがのっているので

読み終わった後はぜひつくってみてください

私が子どものときはシリーズがここまで出ていなかったので

ネートのパンケーキにあこがれていました(笑)

モンスター・ホテルでクリスマス

作 柏葉幸子 絵 高畠純 出版社 小峰書店

あらすじ

町はずれにある今にも倒れそうなビル…実はモンスターたちが泊まるホテルです

今日はクリスマスイブなのでプレゼントを買いに来たモンスターたちが泊まっています

でも、ドラキュラ伯爵やデーモン一家はクリスマス飾りの十字架が嫌で出られません

ところが退屈したデーモン一家の子どもたちがこっそり外に出てしまいました

そして公園で赤服を着た白ヒゲのおじいさんが倒れているのを発見します

★「モンスター・ホテル」シリーズ 2022年12月下旬に新刊が出ます!

怖い存在であるモンスターたちがお忍びで人間の町のホテルに泊まっている

そんなお話の中のできごとではありますが、自分の町にもホテルがあったら…

なんて考えるとわくわくしてきます

ホテルに泊まっているモンスターたちは実にリラックスして過ごしているので

モンスターの友だち関係も知れておもしろいですよ

この本でもサンタさんのお手伝いをモンスターたちがしますが

トナカイの代わりに空飛ぶモンスターでプレゼントを配ります

どんなモンスターがでてくるかは読んでのお楽しみにしますね!

すみれちゃんのすてきなプレゼント

作  石井睦美 絵 黒井 健 出版社 偕成社

上の2冊より字数が多いので、1人で読むなら2年生以上がおすすめです。

あらすじ

すみれちゃんは3年生。おしゃまでおしゃれな女の子です。

12月に入りクリスマスの月になり、ママは忙しいそうですがすみれちゃんはわくわくしてます。

妹のかりんちゃんのわがままが悩みの種ですが、それでもお姉ちゃんとしての自覚が芽生えてきます。

★「すみれちゃん」シリーズ 4冊あります

お姉さんであるすみれちゃん。

アドベンドカレンダーでめくる順番をゆずってあげるエピソードなど

お話の中で妹のかりんちゃんの我がままに心の葛藤が垣間見えるところがあり

きっとお姉ちゃん、お兄ちゃんなら「分かる 分かる」とうなずいてしまうのではないでしょうか。

でもすみれちゃんも我慢しっぱなしではありません。

ママがすみれちゃんを立ててくれる声かけのおかげで、すみれちゃんはひねくれることなく

かりんちゃんへの思いやりが芽生えます。

このシリーズは1巻が1年生から始まっています。

こちらは最終巻になるので最初から順を追って読んでいくのもすみれちゃんの成長を感じられておもしろいですよ!

おまけ

『ぴちぴちカイサとクリスマスのひみつ』

作 アストリッド・リンドグレーン 絵 イロン・ヴィークランド 

訳 山内清子 出版社 偕成社

あらすじ

カイサは7歳の女の子、おばあちゃんと暮らしています

もうすぐクリスマスなのにおばあちゃんが足を怪我をしてしまいました

クリスマスの前には、掃除をしたり市場でキャンディーを売ったりするのですが

怪我ではできません

そこでカイサが1人で準備を始めました

この本の作者リンドグレーンは『長靴下のピッピ』を書いたスウェーデンの作家さんです

ですから、カイサの暮らし方や市場での様子は少し昔のスウェーデンが伺えます

昔に読んだときは、日本と違う外国のクリスマスの様子が伝わってきてわくわくしましたし

なによりカイサが小さい女の子なのにおばあちゃんの代わりをしていることが

読んでいて1番おもしろかったです

子どもが大人の代わりをするという特別感が味わえます

特に市場のシーンでキャンディー売りをしているところが好きです

イロン・ヴィークランドさんの絵もステキで

カイサの素朴感とスウェーデンの昔ながらの暮らしが伝わります

この本、絵本としては長く物語としては短めの本なので絵本の延長として読むことができますよ!

アーサー
アーサー

残念ながらこちらの本は絶版になっています。

図書館で借りて読んでみてくださいね♪

終わりに

いかがでしたか?

今回は低学年の子が読みやすい読み物を選びました!

絵本と違って物語の世界が少し深く絵よりも文章が多めですが

その分、主人公たちと一緒にクリスマスを楽しめます♪

どの本もシリーズで楽しめるのでおもしろいなと思ったら

クリスマスの本以外も読んでみてくださいね

アーサー
アーサー

楽しいクリスマスが過ごせますように♪

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