小学校で学校司書をしているアーサーです
普段は学校図書館に来る子どもたちに色々な本をおすすめしています
え?学校司書ってだれ?
自分の学校にいたのかな?
今回は
学校司書とは何者か
どんな学校にいるのか
を紹介します!
学校司書とは
学校司書とは…
学校図書館の司書さんです!
そのまんまですね(笑)
実は学校図書館法という法律がありその中に
学校には、前条第一項の司書教諭のほか、学校図書館の運営の改善及び向上を図り、児童又は生徒及び教員による学校図書館の利用の一層の促進に資するため、専ら学校図書館の職務に従事する職員(次項において「学校司書」という。)を置くよう努めなければならない。
と書かれています
といってもこれは2014年に法改正されたもの
大人のみなさんの記憶では図書室に学校司書はいなかったという人が多いと思います
いた人は運がいい!
私が通っていた小学校では、高学年になってから学校司書が毎日いるようになりました
なので普通だと思っていましたが、読書推進が盛んな場所柄だったのでいたのだと思います
学校司書って図書の先生のことか!
実は先生じゃないんだよ…
学校で働いていると”図書の先生”と呼ばれることが多いです(特に小学校では)
でも先生ではありません!
学校には司書教諭という役職もありますが、逆にこちらは”図書の先生”とは呼ばれません
なぜなら、多くの司書教諭は担任と掛け持ちが多いので普通に〇○先生と呼ばれてます
司書教諭と学校司書は別物です
司書教諭…司書教諭資格を持っている教員が校長から任命されてなる
つまり司書教諭は教員でなければなれませんし、仕事内容が全く違います
★仕事内容はこちらで紹介してます
児童・生徒側からしたら学校で働いていて授業に関わる大人は先生と思いますよね
私も学校司書と司書教諭は同じだと思って、大学卒業まで司書教諭を目指してました…
紛らわしい!
どんな学校にいるの?
学校司書ってあまり聞かないから私立にしかいないの?
そんなことないよ!
私が働いているのは小学校ですが、特別でもなんでもなく普通の公立小学校です
え⁈
うちの子の小学校にいたかしら?
これは外側からではなかなか分かりません
というのも学校司書は教員とちがって採用が自治体によって様々です
東京の23区に限定すると小学校・中学校にはほぼ入っているものの
パートタイマー・委託・有償ボランティアと雇用状態がいろいろですし
さらに週5日入っているところもあれば、何校か掛け持ちで週1回しかこないところもあります
学校司書の正規採用は非常に少ないというのが現状です
ボランティアでもいいんじゃない?という話もありますが
ボランティアにはできる仕事の限界があります!
終わりに
お子さんがいる方は、お子さんの学校に学校司書がいますか?
毎日いるでしょうか?それとも決まった曜日にしかいない?
学校司書がいることで、子どもたちの読書への興味づけや授業サポートがかなり変わってきます
ぜひ、学校公開や授業参観のときに学校図書館を覗いて学校司書さんに話しかけてみてください!
子どもに対応していない時は
お話しできますよ♪
コメント